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| 2008年7月4日更新 |
トヨタ・アルファード:フルモデルチェンジ/価格:300万〜468万9000円/種別:背高Lクラス・ミニバン/エンジン:2.4直4(170ps)、3.5V6(280ps)/変速機:無段変速機、6A/T
アルファード350G・Lパッケージ:全長:4850mm/全幅:1830mm/全高:1890mm/ホイールベース:2950mm/車輌重量:2030kg/エンジン:3.5V6DOHC/最高出力:280ps/6200r.p.m./最大トルク:35.1kg-m/4700r.p.m./最小回転半径:5.7m
どんなクルマ?
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Lクラス・ミニバン市場で、モデルチェンジ直前までひとり勝ち状態だったアルファードの2代目。トヨペット店は従来どおりのアルファード名で売るが、ネッツ店には新たに専用デザインのヴェルファイアを設定。弟分のノア/ヴォクシーと同様の戦略だ。プラットフォームやパワートレインは現行エスティマと基本的に共通で、低床化とともに全高もローダウンしながら室内空間をさらに拡大している。
良いところ
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パワフルな3.5リッターには6A/T、2.4リッターにはCVT……と、どちらを選んでも期待以上の動力性能と静粛性。シャシー能力も明らかに進化して、ロールはうまく押さえ込まれており、エリシオンと比較しても腰高感はほとんど感じず。立派なサードシートは男性なら片手で収納できるし、航空機のビジネスクラスを参考にしたエグゼクティブシートもショールームアピール抜群。スキなし。また売れるんだろうなあ。
気になるところ
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ライバルと比較した商品力では文句のつけようがないが、ボディ大型化や剛性や静粛性への配慮、装備の充実……で、重量はライバルと比較して特に重くもないが、軽くもない。先代アルファードはなにより軽量だったところが美点で、だからこそ2.4リッターでもよく走り、そして意外に燃費もよかったのだ。パワートレインの進化で燃費の悪化はないというが、今の時代こそ軽量設計に取り組んでほしかった。
ライバルは?
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ライバルはもちろん日産エルグランドとホンダ・エリシオン。車輌本体価格はトヨタにしては高め……といえそうなアルファード/ヴェルファイアだが、スタビリティ制御、計7個のエアバッグ、アルミホイールが全車標準装備となるために、内容的には逆に安めといってもいい。山道性能では同等のエリシオンより室内は明確に広く、居住性でいい勝負のエルグランドより明らかに低重心である。
総合評価
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走り性能ではあのエリシオンといい勝負をしつつ、居住性ではエルグランドに負けていない、そして親切装備は最新モデルらしく最も豊富……と、この市場でのトヨタのひとり勝ち状態は間違いなく続きそう。また、エアバッグやスタビリティ制御などの安全装備をグレードによって差別化しないのはいかにも時代の空気をつかんでいて、なによりトヨタが動いたのはクルマ業界全体を考えれば歓迎したい。
(文=佐野弘宗/写真:編集部)
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